雑誌でビフィズス菌特集見たんだけど、ビフィズス菌ってけっこう凄いんだね!
「ビフィズス菌がおなかに良い」ってのは、もちろん知ってたけど、具体的にどう良いのか?は知らなかったから、びっくりした!
ビフィズス菌の凄いとこ♥
ビフィズス菌は、人の大腸内に住んでるわけだけど、乳酸菌の約1000倍も住んでるんだって!
乳酸菌のほうが有名だ(っていうかよく耳にする)から、なんとなく、乳酸菌のほうが大きな勢力だと思ってた(笑)
ビフィズス菌は嫌気性(酸素が嫌い)だから、食品の発酵には使われないけど、乳酸菌は酸素に触れても大丈夫な菌だから、食品の発酵に使われる分、身近に感じるんだね
でも、人間の腸内では、ビフィズス菌のほうが多いんだ~。そりゃ、腸内環境に大きく影響するよね
ビフィズス菌は、酢酸をつくるから凄い!
ビフィズス菌は、乳酸と酢酸をつくる菌なんだけど、酢酸(さくさん)を作ってくれるってのがポイント高いらしい
酢酸は、大腸粘膜の血流をよくして、腸の蠕動運動を促してくれるんだとか。あと、浸透圧で水分を腸内に呼び込むから、便の滑りも良くなるんだとか。
つまり、酢酸のおかげで、便通がよくなるってことだね
あと、酢酸には殺菌効果があるから、大腸内に酢酸が多いと、食中毒にかかりにくくなるんだって
さらには、近年の研究で、酢酸は、白色脂肪細胞での脂肪の蓄積を防ぐ情報伝達物質として働くことがわかったとか!
「えー!酢酸、凄い!!もう、お酢 飲も?」って思ったけど、小さな食物繊維だと、大腸の最後のほうまで届かないのと同様に、お酢(酢酸)を飲んでも、大腸の最後のほうまでは届かないのかもしれない
だから、ビフィズス菌に頑張ってもらうのが良いのかもしれないね~
ビフィズス菌のおかげで、酪酸をつくる菌も増えるから凄い!
上に書いたように、乳酸は凄いんだけど、酪酸(らくさん)も凄い。詳しくは、短鎖脂肪酸(酢酸、酪酸、プロピオン酸)について書いた記事を読んでね
酪酸も、酢酸と同じで「酪酸そのものを摂取するよりも、腸内細菌に作らせよう!」ってのが主流なんだけど、ビフィズス菌が増えると、酪酸をつくる菌も増えるんだって
ビフィズス菌が直接的に何かするというよりは、ビフィズス菌と酪酸をつくる菌の好む環境が似てるってことかな?
ビフィズス菌によく働いてもらうためにやることで、ついでに酪酸をつくる菌も増えるんだから、一石二鳥だね♪
ビフィズス菌は、アレルギーの原因を分解するから凄い!
タンパク質を消化・吸収する過程で、オピオイドというペプチド(アミノ酸が少数つながったもの)ができるらしいんだけど、アレルギーや自閉症に関連があるんじゃないかと考えられてるらしい
腸の上皮細胞がまだ完全に出来上がっていない子供や、大人でも腸が荒れてたりすると、オピオイドが体内に吸収されてしまうそうな
アレルギーって、子供に多いイメージあるよね。成長とともにマシになるって感じ。それは、腸がまだ成長しきってないせいで、余計なものまで吸収しちゃうからなんだね
大人のアレルギーにも「腸内環境を整えるといい」という話は聞いたことがあるから、なんか繋がった感じ
消化酵素の話とも通じるものがある
「オピオイドが、なんか良からぬことをするらしい」とわかったところで、ビフィズス菌がどう関係するのか?というと…
ビフィズス菌は、オピオイドを分解してくれるんだって
ビフィズス菌がオピオイドを分解して腸内にオピオイドがなくなれば、アレルギーや自閉症の原因になることもないね♪
ビフィズス菌を増やそう♥
ビフィズス菌を増やすには、まずは、ビフィズス菌のエサ(食物繊維)をちゃんと摂ること!発酵性食物繊維がおすすめ
それだけでも、ビフィズス菌は喜んでくれると思うけど、もっと積極的に応援したい場合は、ビフィズス菌を摂取!ヨーグルト食べよう♪
すべてのヨーグルトにビフィズス菌が入ってるわけじゃないから、ビフィズス菌を摂りたい場合は、「ビフィズス菌入ってます」ってアピールしてるヨーグルトを選ぼう
ヨーグルトに入ってるビフィズス菌が、腸内に住み着くわけではないんだけど、仲間が増えることで、住みやすい環境を整えやすくなる…って感じらしい
とにかく、ビフィズス菌を摂れば、腸内にいるビフィズス菌を応援できる♥
腸内環境を整えるためには、2週間~1ヶ月くらいは摂りつづけたほうがいいと思うから、ヨーグルトを毎日食べるのが無理な場合は、サプリメントが便利かな
ビフィズス菌サプリ選びは、酪酸菌サプリの記事を参考にして~
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