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短鎖脂肪酸(酢酸、酪酸、プロピオン酸)のダイエット効果って?

この記事は約3分で読めます。

酪酸(らくさん)がダイエットに良いらしい…と知ったのは、バターコーヒーダイエットに使われるグラスフェッドバターについて調べた時のこと

「グラスフェッドバターには普通のバターよりも多く酪酸が含まれていて、それがダイエットに効くのでは?」という説があった

グラスフェッドバターに酪酸が多い…という点については、多かったとしてもそこまで劇的に多い訳ではない…と結論づけた(私が独断で!w)

一方で、酪酸にダイエット効果があるのは本当みたいなんだけど、酪酸そのものを摂るよりも、腸内細菌に作らせようぜ~!というのが主流だとわかった

最近、MCTオイル(中鎖脂肪酸オイル)のダイエット効果が注目されているけど、酪酸はMCT(中鎖脂肪酸)よりも さらにサイズが小さい短鎖脂肪酸に分類される。

MCT(中鎖脂肪酸)が良いとされるのは、サイズが小さいせいなので、さらに小さいとなれば、MCT(中鎖脂肪酸)と同等か、それ以上の効果があってもおかしくないよね(´ー`*)ウンウン

短鎖脂肪酸(たんさしぼうさん)とは

短鎖脂肪酸というのは、炭素の数が6以下の脂肪酸のこと。脂肪酸の基本についてはこちら

短鎖脂肪酸の中でも、腸内細菌に作らせると良いとされているのは、酪酸(らくさん)のほかに、酢酸(さくさん)、プロピオン酸という成分がある

この3つの短鎖脂肪酸には、腸粘膜(大腸上皮細胞)の栄養になり、大腸の働きを良くする効果があるのは、前々からわかっていたらしいけど、近年ダイエット効果がある(エネルギー消費に関わるシグナルとして働く)ことがわかったらしい

酢酸(さくさん)

酢酸は、炭素の数が2個の脂肪酸で、文字通りお酢の成分。お酢に殺菌効果があるのは有名だけど、お酢に酢酸が含まれているおかげで殺菌効果があるんですね

大腸内でも殺菌効果があり、体調内の酢酸濃度が高いと、腸管出血性大腸菌O-157などの食中毒にかかりにくくなるらしい

そんな酢酸が、白色脂肪細胞での脂肪の蓄積を防ぐ情報伝達物質として働くんだとか

酪酸(らくさん)

酪酸は、炭素の数が4個の脂肪酸。乳製品に少量含まれる成分。銀杏やぬか漬けの臭いのもと。…蒸れた足などから発せられる悪臭の原因物質の1つでもあるらしい( ̄▽ ̄;)

酢酸もプロピオン酸も腸粘膜(大腸上皮細胞)のエネルギー源になるけど、大腸上皮細胞の使うエネルギーの60~80%が酪酸(らくさん)を利用してるらしい

大腸粘膜の増殖促進や血流増加作用、炎症を抑えたりする効果もあるので、大腸の細胞の健康に欠かせない成分だね

ダイエットに関係する効果としては、交感神経に作用してエネルギー消費を促す働きがあるんだって

プロピオン酸

プロピオン酸は、炭素の数が3個の脂肪酸。パンやチーズの保存料として使えるらしいけど、臭いがキツイので、あまり使われてないらしい(笑)

プロピオン酸は、コレステロール低下作用があり、脂肪の蓄積を防ぎ、エネルギー消費を高める情報伝達物質として働く

酢酸(さくさん)と酪酸(らくさん)の中間サイズのせいか、酢酸・酪酸両方の効果あわせもったような感じだね

短鎖脂肪酸は、腸内細菌に作ってもらったほうがいい?

酢酸、酪酸、プロピオン酸などの短鎖脂肪酸は、経口摂取するよりも、腸内細菌に作ってもらったほうが良いっぽい

酢酸(さくさん)なんかは、「酢酸はお酢の成分なんだから、わざわざ腸内細菌に作らせなくても、お酢を飲めばいいんじゃないの?」とも思ったんだけど、

なんせサイズが小さい=吸収されやすいので、腸の最初のほうで吸収されてしまって、大腸の出口に近い部分までは残ってないのかもしれないね(私の勝手な予想です)

だから、大腸の隅々にまで酢酸を行きわたらせるには、腸内細菌に作ってもらったほうがいいかも

私の勝手な予想だけど、なんかあってる気がする(笑) ←くどいけど、勝手な予想ですw

…というわけで、次は酢酸・酪酸・プロピオン酸を腸内細菌に作ってもらう方法についてです

→ 発酵性食物繊維~腸内細菌(善玉菌)のエサになる食物繊維~

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